コロナショック後どうやって反撃すべきか?その④(20200706メルマガより)

ディセンターメルマガをご覧の皆さま、こんにちは。

大好評を得ている「コロナショック後の経営を考える」シリーズですが、「その1」ではビジネスモデルの再構築が重要なこと、「その2」では、現状を見直すことの重要性、「その3」では、外部環境についてお話しました。

(詳しくは、前回のブログにアップしております。お見逃しの方は是非ご覧ください)

今回は、いよいよ内部環境についてお話します。

イノベーションマトリックスは、9つのマスで内部環境の現状把握をし、戦略を考えるフレームワークです。つまり、基本的に内部環境は、9つの項目で考えられます。そしてその中心となるのは、「商品・サービス」です。

したがって、今回はまず、商品・サービスについて考えてみましょう。

これだけの「災害」が世界中で起こっているのです。

今までのビジネスモデルが今後も通用するという業界の方が少ないでしょう。したがって、ほぼすべての事業者が、新たな商品・サービスを取り入れる必要があります。単純にこれまで扱ってきた商品・サービスをオンライン化するだけでは対応できません。根本的なところから考えていかなければならないのです。

今後人々がより貧乏になる傾向は否めません。そのため、コロナ後に主流となる商品は、生活必需品であると言えます。また、シェアビジネスなど、お客様の「効率」を上げる事業が大きく伸びるということが予想されます。

それは、私たちも否定しません。

しかし、一方で、戦後や世界恐慌など、大きな災害の時には、良い意味でも悪い意味でも、「夢を売るビジネス」が伸長しています。

悪い意味で捉えれば詐欺的なものが蔓延するということですが、良い意味で考えてみると、「人々に希望を与えるビジネス」ということです。

今、世の中の傾向を見ていると、過剰サービスや贅沢、余計な価値を提供することをやめる動きが出ていますが、このことについて私は若干疑問に思います。確かにコロナショック直後は、最低限のサービスでお客様に我慢してもらうしかないとは思いますが、そこでサービスレベルを大幅に縮小してしまったら、経済全体における付加価値が大きく減退してしまいます。

また、誤解を恐れずに言うと、現代社会は無駄の上に成り立っています。歴史上も、一見無駄なことを行うことで文化文明が発達している事実は否めません。

緊縮財政に勤しみ、財政を健全化することは政府にも経営にも当てはまると思いますが、一方で、使うべきところには十分投資をしていかなければ、長期的には減退の方向に進むでしょう。

具体的には、将来の糧となる研究開発、設備投資、人材育成への投資を、苦しい中でも意識的に行わなければならないと思います。

また、今後、デザイン面において意識の高い事業主が伸びると考えます。商品は、「機能」「品質」「デザイン」の3つの側面から評価されますが、コロナ後は、一般的には機能や品質が重視されるでしょう。だからこそ、デザイン面へのこだわりがあれば大きな差別化となります。デザインは、人間の心理に大きく影響を与えます。コロナ後、社会全体の機運が今一歩上がっていかないことが予想される中、従業員だけでなく、お客様のキモチを上げることができる事業が有利になることは往々に予想されます。

また、デザイン面において優位な事業は、ブランド戦略が取りやすく、比較的高い粗利益率が維持できる可能性が高い傾向にあります。

また、デザイン性に優れたビジネスは継続性も高い傾向にあります。1回で多くの利益を得られるビジネスよりも、サブスクリプションのように長期にわたって少しずつ利益や売上を得ることができる事業の方がより有利になることでしょう。

つまり、コロナ後は、事業を根本から見直し新たな商品・サービスを取り入れることが肝心で、具体的に言うと、これらの条件を満たすものです。

①人々に希望や夢を与える商品・サービス

②「研究開発」、「設備投資」、「人材育成」効果が見込める商品・サービス

③「デザイン」面に優れた商品・サービス

④粗利益率が高い商品・サービス

⑤継続性が高い商品・サービス

私自身も、この5つの条件を考えながら、商品・サービスの品揃えを再編しています。是非皆さんも、これらを意識しながら具体的に新たな商品・サービスを模索してみてはいかがでしょうか?

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