第3章

ロジカルシンキング
Decenter×Logical thinking.

ロジカルシンキングとは、論理的思考法のことです。戦略を考える時、マネジメントするときなど、経営の全てのベースとなる重要な考え方です。

経営は博打とは本質的に異なります。博打は勝つか負けるかわからない状態で挑むものですので、いくら頑張っても確率はそれほど上がりません。100%勝てる状態などありませんが、経営は、「勝つべくして勝つ」状態に近づくように、考え、試行錯誤し、ノウハウを積み上げていくものです。そこで、主観や先入観に捕らわれずに、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てて考える必要があります。それがロジカルシンキングです。

 

ロジカルシンキングの基本は、次の3層からなります。これらのパーツをつくり(見つけ)組み合わせていきます。

「事実」

実際に起こったことは何か?どんな事例があるのか?現状を分析するとどんな状況なのか?

「結論」

何に対して答えを出すのか?どのような状況を目指すのか?何が言いたいのか?

「展開(深層化)」

事実と結論を、納得を得られるように結びつける。分解、具体、抽象、結果、原因、対立、クロス、ループの8種類。

 

「事実→展開→結論」の順が帰納法、「結論、事実、展開」の順が演繹法、「展開、結論、事実」の順がアブダクションです。

抽象的な形
ロジカルシンキングの効果

ロジカルシンキングをすることで、次の3つの効果が見込めます。

  1. 計画の成功確率を大幅に上げることができる
    理論立てた仮説(ロジカルシンキングを使って考えた計画)があることで、実行中や実行後に、結果(現実、現状)との差異を検証できる。また、新たに生じた課題を解決したり、修正もしやすくなります。その結果、計画の成功確率が格段に上がります。

  2. 自分自身や相手の納得を得ることができる
    ・結論とその根拠が明確になることで、自分自身を納得させ、意思決定や行動につながります。納得して行動する(疑心暗鬼で行動しない)ことで成功確率も上がります。
    ・相手の納得を得ることで、相手の意思決定や行動を誘引したり、協力を得たり、共同行動(集団行動)につながったりします。
    ・相手の納得を得ることで敵を少なくすることができます。(不安から敵になることも多くある)

  3. ストック・シェアできる
    ・理論立てた仮説を実行検証することで、経験を体系立てて、ノウハウ化することができます。ノウハウは、ストックすることができ、無形資産となります(ストック)。また、人と共有したり、人に教えたり(シェア)することができます。

ロジカルシンキングを学ぶセミナー

「物事の考え方を学ぶロジカルシンキング(理論的思考法)(基本20時間程度)

*理論的思考法は、論文を書くときにだけ使われる方法ではない。成功確率の高いビジネスモデルを考える時、経営判断をする時、相手の意図を捉える時、相手に意図を伝える時、新たなアイデアを導き出したい時など、経営や生活の様々な部分で応用できる。経営のベースとなるロジカルシンキングをじっくりと学ぶ上級講座。ロジカルライティングや、経営戦略立て方も学びます。

​【深層化】

ロジカルシンキングにおいて一番大切なことはより深く考える「深層化」です。

ここが最も難解だと言われてきましたが、ディセンターは、深層化を「分解」、「具体」、「抽象」、「結果」、「原因」、「対立」、「クロス」、「ループ」の8つに分類しました。これを学ぶことで、深層化を理解し、使うことができます。これらを適切に使いながら、課題や論点を深層化して考えていくことでロジカルシンキングが進みます。

ロジカルシンキング深層化.jpg

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