渋沢栄一
プロジェクト
令和3年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公にもなった渋沢栄一。次の1万円札の顔に内定しています。
埼玉の経営一家に生まれた当社代表の折原浩は、渋沢と関係のあった祖父から、幼少のころより渋沢栄一の経営教育を受けて育ちました。幼いころに渋沢栄一は100社作った(実際は500社、600団体と言われています)と教わり、どのように経営するかに興味を持った折原は「自分もその1/10の10社作る!」と人生の目標を持つほど大きく影響を受け、当社の社是、指針にもなっております。
渋沢栄一翁の教えは多岐にわたり、現代経営学に当てはめても肝心なところはほとんど網羅されていたのではないかと感じるほどです。
しかし、近代の偉人のため、講演記録が多すぎ、しかも、センセーショナルな言葉ではなく、明治初期の言葉で長々と丁寧に説明されているので、私たちが、その言葉を受け、実際の経営に活かすにはちょっと難しいかもしれません。
そこで、私たちは、渋沢栄一翁の教えを、理解し、現代経営に活かしやすいように、「徳」、「志」、「智」、「仁」、「創」、「動」、「常」、「責」の8つに集約しました。ここでは、その1つをご紹介いたします。(小冊子には全て記載しております)
8つの教訓
「徳」「知」「情」「意」「挑」「動」「熱」「責」
徳
~利得と道徳を合一せよ~
(例)無欲は怠慢の基である。個人が富まんと欲する非ずして、如何でか国家の富を得べき、国家を富まし自己も栄達せんと欲すればこそ、人々が日夜勉励するのである。
志
~高き志を持て~
(例)夢なき者は理想なし 理想なき者は信念なし 信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
智
~学び続けよ~
(例)性(さが)相近し、習えば、相遠し。(論語)
仁
~思いやりの心を忘れるな~
(例)仁に当たっては師に譲らず。それ吾人(ごじん)の須臾(しゅゆ)も離るるべからざる人道なるものは一に忠恕(ちゅうじょ)に存するものである。
創
~独自の事業を創り出せ~
(例)日々新たにしてまた日に新たなり。全て形式に流れると精神が乏しくなる。
動
~自ら積極的に働きかけよ~
(例)何か一と仕事をしようとするものは自分で箸を取らなければだめである。溌剌(はつらつ)たる進取の気力を養いかつ発揮するには、真に独立独歩のひととならねばならぬ。
常
~普段からの行いを大切にせよ~
(例)小事かえって大事となり、大事案外小事となる場合もある。得意時代だからとて気を緩めず、失意の時だからとて落胆せず、常操をもって道理を踏み通すように心がけて出ることが肝要である。
責
~社会的責任を忘れるな~
(例)多数の力で少数のものを圧倒するは、これほど容易のことはない。またこれほど残酷のことはない。
ⅱ)渋沢栄一翁の教え関連商品
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小冊子「渋沢栄一翁の教え」
渋沢栄一の故郷、深谷の商工会議所と共同開発した、渋沢栄一翁の教えを「徳」、「志」、「智」、「仁」、「創」、「動」、「常」、「責」の8つ側面からコンパクトに解説した小冊子です。各5つの渋沢翁の言葉と解説があります。おしゃれなデザインも大好評です。
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渋沢栄一いろはカルタ
渋沢カルタは他にもあるかもしれませんが、渋沢栄一翁の言葉だけで作られたカルタは他にはありません。渋沢翁は近代の偉人であるため、多くの録音テープが残されています。それを文字起こしし、いろは順に作り上げたものです。渋沢栄一翁の教えを楽しく学べます。小学校でも教材として取り入れられています。1枚ずつ飾る「クレドカード」としても大人気です。
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渋沢手帳
渋沢いろはカルタを基に2022年手帳をつくりました。渋沢翁の言葉が毎週53週に渡りちりばめられています。手帳としてももちろんですが、渋沢翁の言葉の勉強にも使われています。(現行のものは2022年1月はじまりです)
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電子書籍「じっちゃんと僕の1か月」
僕は、経営に必要な全てのことをじっちゃんに教わった!小学5年の浩志少年は、地方市場を創設した祖父(じっちゃん)に、学校である身近なことを題材に経営を叩き込まれる実体験を基にした小説。埼玉の名もない経営者だけど、どこか渋沢の教えに共通する黄金律。
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